入江さんの私的スタイルを夏のシーン別に公開 | Oggi.jp
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FASHION

2017.08.06

【スタイリスト入江未悠】ハーフスイートカジュアルな私的スタイルを公開!

雑誌やSNSで見たこなれカジュアルをそのまま真似しても、あなたには似合いません!甘育ちさんならではの「かわいさ」を程よく生かすのがポイントです。

甘いスタイルがベースなのに、いきなりこなれ感を入れる、なんて無理! とはいえ甘いカジュアルってなんか子供っぽい? そんなイメージは払拭! 自身も甘い着こなしが軸だというスタイリスト入江さんの、夏のシーン別ハーフスイートカジュアルを公開します。

Day1@お仕事
お仕事の日はネイビーが基本。きちんと見えて浮かないけど動きやすい、を意識します

撮影の日はたくさん動くのでパンツの出番。カジュアルなカーキパンツはネイビーと合わせることできちんと感も出て、しっくりなじむんです。ロングカーディガンをパンツと合わせる、ちょっと重ためのバランスも今っぽくて好き。

「旬のカーキパンツは、ちょっぴり股上深めのテーパードシルエットが抜群に今っぽくてお気に入り。センタープレスも入っているので、ヒール合わせでキレイめにも着られます。甘いトップスのときにも、このパンツがあればたちまち旬のカジュアルバランスに落とし込める。私の中でベストな〝つなぎ〟アイテムです」 カーディガン/THE SHINZONE Tシャツ/AURALEE パンツ/upper hights バッグ/CÉLINE 靴/PIPPICHIC 時計/Apple Watch|HERMÈS

Day2@テラスランチ
カラーフレアスカートはボリューム&丈感にこだわるのがカジュアルに着こなす鍵

たっぷり布が使われていて、ボリュームのあるミモレ丈のフレアスカートは、それだけで存在感があるから、ベーシックな白T合わせでさらりとこなしたい。ハイヒールだとコンサバすぎるしフラットだとスカートに負けてしまうから、4cmヒールのサンダルがいいバランス!

「明るい色のスカートも流行っているけど、個人的にはちょっと落ち着いて深みのあるこんなグリーンが気分。太くて長い共布ベルトが付いているのも今年らしいポイント。かごバッグでちょっぴり遊びを加えれば、女子会ランチにもぴったりの華やかさに」 Tシャツ/AURALEE スカート/muller of yoshiokubo バッグにかけたデニムジャケット/Acne Studios バッグ/Fatima Morocco 靴/PIPPICHIC ブレスレット/Tiffany&Co. ピアス/ADER

DAY3@愛犬の散歩
楽チンだけどきれいめ。足さばきもいいスカーチョがたくさん歩くお散歩では大活躍!

一見、とろみマキシスカートだけど実はパンツ! プリーツっぽい加工が入っているところも粋だし、アイシーなグレーも涼し気でいい。ベージュと合わせたニュアンス配色でちょっぴり秋を先取りして。手ぶらになれて、かつエッジも効くウォレットバッグも欠かせません。

「〝楽チンでキレイめ〟、に加えて洗えるかどうかも重要なキーワード。そろそろ汗ばむ季節なので、自宅で手洗いできるこのスカーチョがとても重宝しています。愛犬の散歩は朝と晩に、一日2回。15~20分くらい歩くといい運動になります。もちろん足元はフラットサンダルで。パイソン柄でちょっぴり辛さをプラスして」 カットソー/SACRA パンツ/UNITED ARROWS バッグ/CÉLINE 靴/STELLA McCARTNEY ハット/SENSISTUDIO 時計/Apple Watch|HERMÈS

DAY4@海デート
海へはカジュアルの定番ボーダーを主役に。マキシスカート合わせでかわいさはあえて残します

ボーダーはベーシックなだけに、毎年少しずつアップデートしたいアイテムです。このカットソーはワイドに開いたボートネックが絶妙にキレイで、女らしさが自然に出る。まさに今の気分にぴったりの一枚。これだけでカジュアルな印象だから、デニム合わせは回避して甘いスカートを。あえてビーサンで外すのもハーフスイートに着こなす密かなポイントに。

「夏のカジュアルにマキシスカートやワンピを着るのは、マイ・ベーシック。甘さを残しつついい感じのリラックス感が出るんです。パンツだとカジュアルすぎちゃうボーダーも、まずはマキシスカートで。こんな恰好で毎年恒例の鎌倉や伊豆の海へドライブに行きたいですね。たまには海外のビーチでのんびりするのも夢ですが(笑)」プルオーバー/Le minor スカート/MICA&DEAL バッグ/manipuri 靴/havaianas サングラス/OLIVER PEOPLES ブレスレット/Tiffany&Co.

DAY5@フェス
トレンド感高めの花柄ガウンはデニムに受け止めてもらって無理せずに楽しむのがいい

いつか行ってみたい野外フェスには、最旬アイテムで。今年ならこんなプリントのガウンが気になります。冒険アイテムを着るならやはりデニムが頼り! ダメージの多すぎないテーパードデニムを合わせてあくまで大人っぽい着こなしを意識します。

「ワンツーコーデに陥りがちな夏コーデも、こんな花柄ガウンでマンネリ打破を。ネイビーベースなら落ち着いた印象で、わりと取り入れやすいと思います。オープントウのスリッパサンダルで抜けをつくり、バケツ型かごバッグで甘さをひと足し。デニムがあるから小物もトレンド力強めに」 ガウン/DRWCYS キャミソール/BEAUTY&YOUTH パンツ/THE SHINZONE バッグ/VIORAd’ORO 靴/Gianvito Rossi ピアス/Cuvee

profile
いりえみゆ/Oggiをはじめ、さまざまな女性誌やCMなどで引っ張りだこの人気スタイリスト。甘さの中に旬のエッジが効いたスタイリングは読者からも支持が高い。

●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
※プライス表記のないアイテムはすべて入江さんの私物です。

2017年Oggi8月号「スタイリスト入江未悠的無理しなくて大丈夫!甘育ちさんのための〝ハーフスイートカジュアル〟」より
撮影/須藤敬一、佐藤 彩(静物) スタイリスト/入江未悠 ヘア&メーク/久保フユミ 撮影協力/SLOW HOUSE 構成/佐々木陽子
再構成/Oggi.jp編集部

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